エネルギー関連のデータをお知らせします。
まずは原油の市況です。各地区の原油先物価格をグラフにしています。
日本の通関統計値(輸入、ドルベース)とDubaiの価格の相関性が強いことから予測式を作成しました。2018年2月〜2022年9月の実績と予測値の相関係数は0.9879です。
通関統計値と予測値の乖離率の推移は下記の通りです。
次に石炭先物の価格推移です。
こちらも日本の通関統計値(輸入、ドルベース)との相関性を確認し予測式を作成しました。2018年2月〜2022年9月の実績と予測値の相関係数は0.9671です。
通関統計値と予測値の乖離率の推移は下記の通りです。
最後にLNGの先物価格推移を示します。
石油、石炭と同様に日本の通関統計値(輸入、ドルベース)との相関性を確認し予測式を作成しました。2019年2月〜2022年9月の実績と予測値の相関係数は0.8948です。
通関統計値と予測値の乖離率の推移は下記の通りです。
次に大手各社電力会社の燃料費調整単価の推移を説明します。
各電力会社の燃料費調整単価の計算式をまとめると下表のようになります(2022年8月末)。
この数式の石油、石炭、LNGに予測値を入れて燃料費調整単価を計算したものが下記となります。
※実績とのズレがある部分は順次修正していきます。